南伊豆の谷川浜海水浴場へ行ってきました!渡し船でしか行けない、いわゆる「秘境浜」ということで「第2のヒリゾ浜」と呼ばれたりするビーチ。でも、8月の晴天日曜でもそれほど混雑してなく、お魚いっぱいの海でシュノーケリングができました。ということで、ブログでも紹介してみようと思います~
※2024年の渡し船の運航は、7/13~8/31に決定!渡し船が出るすぐ隣にある、妻良海上アスレチックは2024年、7/6~8/31とのことです。
- 第2のヒリゾ浜?谷川浜海水浴場へのアクセスは渡し船で
- 秘境&穴場ビーチ。持ち物は?トイレは?更衣室は?ランチは?
- シュノーケリング天国でお魚観察
- ただ飽きるのも早く…退散して妻良港のアスレチックへ
- ランチは帰り際に西伊豆で
- 谷川浜周辺の宿泊のこと。妻良周辺に民宿もあるけれど
- 谷川浜の基本データ
第2のヒリゾ浜?谷川浜海水浴場へのアクセスは渡し船で
谷川浜(やがわはま)は伊豆半島から陸続きではあるんですが、道がない(要は山とか森とか自然一杯の場所すぎて)…とのことで、「妻良(めら)港」から渡し船でアクセスします。
妻良港の駐車場に車を停めて谷川浜へ
妻良港には渡し船の発着後すぐ前に駐車場があって、アクセスはとっても簡単。駐車場も広いです。
渡し船料金は大人2000円小人1000円。運行状況のチェックは…どこですべきなのか(^^;)いまいちよく分からず、TwitterとかSNSで調べつつ行きました。
あとで見つけたんですが、南伊豆町観光協会の海水浴情報なんかで見られます
(日ごとに更新しててくれて便利、ページスクロールしていって「お知らせ」から見られます)
https://www.minami-izu.jp/?p=we-page-entry&spot=183791&cat=18712&pageno=3&type=spot&nav=none
とりあえず2024年の運行は8:30~15:30までとなっています。
そうそう、渡し船で谷川浜に行ったあと「あの~帰りたいときはどうすれば…?」って聞いたところ、「帰りたいときは声かけてね♡船呼んであげるから~」と船のおじさま。ラフ!!しかも料金払うとなぜかチューペットをくださって、アイス食べながら船で約8分の海の旅。なんだか素朴で楽しかったです。
渡し船はダイナミックな海況を楽しむ
途中、ダイナミックな地形を楽しみつつの船の旅でした。さすがジオパーク。
そして船の様子は、もちろん海況によるんですが、この日はけっこう揺れたほうみたい。どっぱーん、ざっぱーん、っていう感じでしたwこどもたち2人は手を取り合って励まし合っていたw
弱い人は酔い止め飲んどいたほうがいいかも…ごく短い時間なんですけどね、けっこうな外海の近くを通るので、日によってはデンジャラスな気分を味わえます(もちろん安全性が確保できるので運航してると思うのですが、素人気分としては)。
秘境&穴場ビーチ。持ち物は?トイレは?更衣室は?ランチは?
というわけで着いた谷川浜!朝の一便だったので人はぜんぜんいない(当たり前)。ここはもともと、妻良港に魚を追い込むための網を乗せた船を待機させたり見張り台を置いたりした場所なんだそうです。
谷川浜の雰囲気
素朴な自然のままの浜、といった雰囲気。この風情が癒やされます。
でも、ヒリゾ浜が土日は駐車場に長蛇の列ができることを考えると(なんと朝5時で行列だったり)谷川浜はぜんぜん混雑していないです。駐車場も、10時、11時、12時くらいでもまだ停められる感じでしたし、あんまり混雑は気にしなくていいんじゃないかな、と。
ヒリゾが有名になりすぎたのかもですが…(8月は特に混雑してますよね)
ちなみにですが、伊豆は海流の関係でお盆をすぎてもクラゲが出ません。しかも海はけっこう長くあったかくて、9月でも海入れるくらい。谷川浜の渡し船も近年は8月で終わっていますが、コロナ前は例年、9月下旬まで出ていました。
谷川浜への持ち物は?
さてさて、到着したのでいそいそと荷物を置いて準備。ちなみに持ち物はというと、子供はライフジャケット、浮き輪、ゴーグルもしくはシュノーケリングセット、ラッシュガード、水中観察用箱めがね(ノゾキ)、日焼けどめ、マリンシューズ、タオル類、飲み物…あたりが推奨でしょうか。お昼のランチ時間はさむなら食べ物も。テントなんかもあった方がいいかもですが、私達が滞在していた8時半~12時くらいまではまだ日陰もありました。
砂浜のところもありますが、石がゴロゴロしてますし岩場もあるのでマリンシューズは必須かなぁと思います。
トイレ・シャワー・更衣室は?
簡易トイレはあります。シャワーや更衣室はありません(妻良港にあり)
当然ながらランチやドリンク買える場所なんてなく、自然~~~の場所、です。もう一度書きますがお昼はさむならランチは必須。じゃないと飢えますw 注意点は、谷川浜だけではなく妻良港じたいがわりとローカルな場所なので、一番近いコンビニでも車で20分くらいかかること。事前に買っておくこと必要です。
買い忘れたら、コンビニ行くには西伊豆の方まで戻るか、もしくは弓ヶ浜近くまで戻る必要ありです。
シュノーケリング天国でお魚観察
谷川浜ではとにかくシュノーケリング!私達が行った日はあんまり海況がよくなかったみたいなんですが、それでも素晴らし~~く魚たちがいっぱい!船のおじさまが「今日はあのへん」って言った場所あたりに行くと、まさに「一緒に泳いでる」くらいの感覚になれるくらいいっぱい。子供たちも箱めがねやゴーグルでたくさんお魚を見ました。
カゴカキダイ。
(GoProで撮ってみた)
ただ、特に遠浅とかでもなく、波もそれなりにあるので、子供からはほんと目を離すべからず!という感じです。水難事故なんかも起きている海水浴場でもありますのでね…。
あとライフジャケットはあったほうがいいです。妻良港でもレンタルできますが、数に限りがあるそうなので(それなりの数はありそうだけど)、やっぱり持参が安心かも。それか早めの時間に行くか。
とりあえず我が家はライジャケ持参していたのでけっこう楽しめましたー。
なんかね、谷川浜って砂浜なので、波がある日は透明度はいまひとつみたい。たくさんお魚見られた我が家ですが、それなりに波のある日だったこともあり砂浜まわりは濁っちゃってて、ちょっと泳がないと楽園にはたどりつけませんでした(ただちょっと泳いでところの透明度はすごくてさすが美しかった)。
しかしなかなかの波。
大人なら余裕でキレイな場所まで泳げますし、子供も浮き輪つけて行けますが、それほど足のつくような場所でお魚いっぱい!とかではなかったので、念のため。
というわけで、動画でも。
ただ飽きるのも早く…退散して妻良港のアスレチックへ
というわけでシュノーケリング満喫した我が家ですが、いくらお魚天国でも飽きるの早めの我が子たち(^^;)この日は波が高かったので怖かったのもありまして。お昼前には妻良港へ戻ることにしました。
谷川浜からの帰りの船は?
定期的に船が着くのでそれに乗ればOKって感じでした
我が家はわりと早々の戻りだったのですが、テントやクーラーボックスや釣り道具なんかも持ってきて一日遊び倒す!って感じの構えの方々も多かったです。あとわりと本気っぽいウエットスーツの方とかもけっこう…(余談ですが、船のおじさまに聞くところによると、観光客が増えたのは最近なんですって。それまでは知る人ぞ知る、って感じのリピーター御用達みたいな場所だったらしい、谷川浜海水浴場)
妻良海上アスレチックも超楽しい
さて、早々に退散するのは次の楽しみ方もあって、それが妻良港のアスレチック。
※2024年は数年ぶりに開設されるようです~嬉しい
海の上にアスレチックがあって、とにかく遊び倒せる!!んです。滑り台、ジャンプ台、ブランコ。たっくさんの子供達が泳いでいました。小さい子はほんと2~3歳の小さな幼児から小学生まで。
小さな子でも、ライフジャケットや浮き輪で完全防備して、大人がしっかりサポートしたら遊べるかなって感じです。足はつかないので、目は離せないですけどね。
谷川浜だけでもけっこうな満足だったんですが、このアスレチックでも遊べる、ということで、かなり満足できる場所なんじゃないかなーーと思います。子連れなら、谷川浜と妻良港アスレチックぜひ、両方楽しむのがおすすめ。
動画でも!↓
ちなみに、この妻良港だけでもシュノーケリングけっこうできて。
アスレチックの下あたりにもお魚泳いでますし、もう少し遊具のないあたりにいくとそちらには本当にたくさん。透明度でいうと谷川浜の方がやっぱりすごくきれいでしたが、ゆるシュノーケラーな我が家だと正直、ここだけでもけっこう満足…
っていうくらいいいところでした、妻良港のアスレチック。簡易テント張って、ここでもしっかり遊び、途中で休憩してパン食べたりもしつつ、のんびり遊びました。
妻良港はというと、トイレとシャワー、水道完備(水ですけど)。駐車場もすぐそこなので、シャワーあびてざっと水着も洗って、 さっぱりして帰れます。我が家は帰りのこともあり、13時すぎには出て、帰路につきました。
妻良港は波がなくて、周辺の浜が高波なんかで遊泳禁止になってもやってることが多いんですって。知っておくと便利ですね。
ランチは帰り際に西伊豆で
ちなみに、海水浴後のおそーーいランチはここで。
[公式]西伊豆・堂ヶ島食堂|ところてん食べ放題/ペット同伴可(遊覧船乗り場向かい)
夫が「わりと食べログ評価もいいよー」って言ってたんですけど。美味しかった。ちなみにところてん無料食べ放題、海水浴後の疲れた体に優しい三杯酢のすっぱさが最高でした(黒蜜もありますよ)。妻良港から車で40分くらい。加山雄三ミュージアムのすぐそばです。
加山雄三ミュージアムで写真撮って帰りましたw
谷川浜周辺の宿泊のこと。妻良周辺に民宿もあるけれど
ちなみに、谷川浜や妻良港周辺はあんまり観光地って感じじゃないので、宿泊施設は少なめです。妻良観光協会がすぐ近くにあって、そのまわりに何軒か民宿がある、という感じ。
弓ヶ浜に泊まる
私達は車で40分くらいのところにある弓ヶ浜に泊まってその翌日に谷川浜海水浴場で遊ぶ、という感じにしました。
↑夕方の弓ヶ浜
弓ヶ浜はほどよくにぎわっていて、朝に夕に海を見ながら散歩もできるので、なんともいいエリアだなーという感じでした。ホテルも民宿もたくさんあり、お宿のチョイスに困ることはないので、夏の伊豆旅行の拠点にするにはいいと思います。
いいお宿も見つけたので、次に谷川浜&妻良いくときもそこに泊まりたいなと思います。ここです↓ 私たちが行ったときはエアビーのみでしたが、いまや楽天とかでも予約できるっぽい。
(ただ妻良港近くのお安い民泊施設もエアビーで見つけたのでそこも気になる…)
それから、堂ヶ島あたりにはたくさん民宿も旅館もホテルもあります。西伊豆の海で遊ぶならそっちも良さそう。南伊豆なら前述の弓ヶ浜とか下田ですかね。車で動くならどこもさほど遠くはないです。
西伊豆に泊まる
別の年に泊まったところでは、ここ↓伊豆一はすごくごはんがおいしくて綺麗で、もう一度泊まりたい!って思うところです。妻良港まで車で30~40分くらい、っていう立地。
リーズナブルだけど夕食も朝食もほんっと美味しいから!!!!!
と、ながながとおすすめレポを書いてみましたー
シュノーケリングできるし、アスレチックで遊べるし、渡し船も乗れるし、と、また子供たちと行きたい!と思える場所で、谷川浜&妻良海上アスレチックの組み合わせは今のところ我が家の伊豆体験でいちばん楽しかったなと思っている場所です。
毎年行きたいよねって話しつつ。
2023年は残念ながら妻良海上アスレチックがまた中止になってしまったので見送るかもしれませんが、またコロナが終わったらどうか復活してほしい、と願ってやみません。
そして谷川浜は、今年もほどよく賑わいますように。
渡し船も、妻良海上アスレチックも、地元の方あっての運営というほっこり感があったので、また行けた暁には南伊豆でできる限り散財して帰りたいです。
谷川浜の基本データ
所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町妻良
電話番号: 0558-67-0813
アクセス:伊豆急下田駅からバスに乗換(伊浜もしくは子浦行き)「妻良」バス停下車、徒歩5分
駐車場:夏季有料500円/1日
運行期間:2024年7月13日㈯~8月31日㈯
運行時間:8時半~15時半
最終更新日:2024年6月